無口な人が、人と話せるようになった時の苦しみの話

僕は学生の頃、あまり人とコミニュケーションをとってこなかった。僕がいつも無口で何を考えているか分からないと言う人もいた。実際は僕が考えていることは、他人が僕のことをどう見られているのか不安で、人目を気にしながらそのことをぐるぐる考えたり、もしくは特に何も考えていなくて先生の話を聞き流していたりしていたように思う。

 

人と話をしたら何か言われるんじゃないか?仲間外れにされるんじゃないか?と不安と恐怖で、それとなーく人との壁を作り無口になっていった。元々、そんなにしゃべる性格ではなかったけれども。

 

けれど、本当は心の中では人と話がしたかった。たわいもない話をして笑い合ったりしたかった。隣で楽しそうに友達と話し合っているのが羨ましかった。僕はそういう輪に入ることができない。話しかけてもきっと話を聞いてもらえないから何も声をかけないでおこう。そんなふうに思っていた。今も心のどこかでそんな風に思っているのかもしれない。

 

そして僕が学生を終える頃、少し自分から話かけたりできるようになってきた。波はあるけれど、少しづつ自分に自信を持てるようになってきたからだろう。自己肯定感っていうやつ。

 

自分自身のコミュニケーション能力が良くなっているものの、良くなったことで自分の中で悩みのようなものも出てきている。それは今、多少壁を作って無口でいる自分と、少し話かけて社交的になりつつある?自分が、入り混ざったような、葛藤するような感覚でいるのがしんどい。ある日は距離を置いて何も喋らず、ある日は調子が良いように人に話かける。相手からしたら、日によってすごい人との距離感が違うなーと思われているのかもしれない。

 

でも、初めて会う人からすればそれが普通の僕として見られるから、それで良いのかもしれない。

 

話がよく分からなくなってきたけど、けっきょく僕は人と話をして楽しく過ごしたいから、無口になることを諦めるだけである。